南アフリカのレズビアンの写真家【1日1品】
惚れ惚れするわ。
Zanele Muholi(ゼイル・ミュホリ)は南アフリカの写真家です。
彼女はレズビアンの黒人女性を被写体に写真を撮っています。
LGBTという言葉がいろいろなところで聞かれるようになってしばらくたちます。
10年ほど前に比べると、性的マイノリティに対する世間の目は、とっても幅の広いものになってきたと思います。
相変わらず理解が得られない面もありながら、それでも議論をしていこうという状態にはなってきています。
ただ、南アフリカではこのような状態には程遠いそうです。
女性が同性愛者であることがわかると、さまざまな差別をされることはもちろん、ひどい場合はレイプをされるそうです。
「corrective rape」というそうで、むちゃくちゃな話ですが、同性愛を是正するためにレイプするのだそうです。
吐き気がしますね。
ゼイル・ミュホリは、この状況と戦っていくために、写真という方法を選びました。
彼女は、南アフリカのLGBTの女性を撮りつづけ、発表をしつづけています。
これが勇気のある、意義あることなのはもちろんですが、とにかく美しい。
本日の1品は「Being」というタイトルの写真です。