私は、古代ローマと地元の群馬県を同じぐらい愛しています【1日1品】
今日は上野の「東京都美術館」に行ってきました。
「特別展 古代ギリシャ 時空を超えた旅」を見るために。
もうすぐ終わってしまうから、焦って行ってきました。
だって美術のルーツはギリシャですから。(エジプトという意見もあり)
ゆえに、私は、古代ギリシャを、中之条(地元)同様に愛しています。
この牛を見てください。
前1450年頃のクレタ島で作られた「牛頭形リュトン(酒杯)」。
サイズは手の平に収まるぐらいで、緑泥石という石を削って作られています。
おしゃれの極み。
超絶技巧の塊。
人の創作の臨界点を見ているよう。
でも、ぜんぜん重々しくない。
「うわー……」って言いながら見てました。
今の時代にこれに匹敵するものが残せるのかな。と、かなり心配になっています。
あと、ギリシャ人がつくったアレクサンドロス大王の像が見れたこととは嬉しかったです。
その後に、東京ステーションギャラリーの「UBSコレクション 12rooms」とかいう企画展を見ましたが、まったく面白くなく。
あんな小ぶりな作品ばっかり集めて、企画展とか言わないで。
帰りにラーメンを食べながら、不安は募っていくばかりです。