くま美術史

くま美術店の公式ブログです。するりとわかる美術史や、笑える美術の展覧会情報などをお届けしていきます。公式販売サイト「くま美術店」http://kuma-bijutsu.jp/

宇宙と、アメリカと映画と中国とアートシーンを少々

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おつかれさまですー。

おひさしぶりですー。

 

まいど更新が滞ってすびばぜん!

荒木です。

 

この数週間いろいろあって。

いろいろ動きはじめまして。

書きたいことがいろいろあるんですが、書かなければいけない時ほど、なんかやりたくない。

完全にクズの発想で動いております荒木です。

 

で、私は美術を売ってるじゃない。

美術を、超オープンな根暗たちの楽園にしたいと思っているじゃない。

 

今日は、それとはぜんぜん関係ない宇宙の話をしたいじゃない。

 

「オデッセイ」見たんです!!!

 

飛んでいきたい。

飛んでいきたーい!

なんでもできる!

僕らは、どこにだっていける!

なんだってできる!!!

飛んでいきたーーーーい!!!

 

感想です。

 

ゼロ・グラビティも大好きでしたが、オデッセイのほうが好き。

宇宙いいよね。

 

私、映画というのはどうも好きになれなくて、嫌いなんです。映画も嫌いだし、映画好きとか言っている奴らはもっと嫌い。カルチャーカルチャーしたあの感じが本当に無理で。

渋谷のアップリンクの匂いを嗅ぐと、カルチャーなポイズンで四肢の動きが奪われていく感覚がある。

ミニシアターは、トイレが少なくて寒いから嫌!!

 

でも、宇宙とか冒険は大好きで、設備の整った大っきなシアターが空いている時に見る映画は割と好き。スターウォーズも面白かった!

 

で、ここからちょっとしたネタバレなんですが、「オデッセイ(The Martian)」と「ゼログラビティ(GRABITY)」。

このふたつの映画に共通して感じたのは、航空宇宙の分野で日本やヨーロッパの力はすごく弱くて、やっぱり今は中国の時代なんだなって感じました。

 

なんかね、僕は右翼でもなく、左翼でもなく、コスモポリタンでも、地球人でもなく、しがない群馬県の中之条人としての意見なんですが、中国の実態はちゃんと報道したほうがいいと思う。

 

アメリカが、宇宙で困ったら、最後に助けを求めるのは中国。最近の宇宙映画ではもう完全にそうなってますね。アメリカの中ではこれが常識なんだろう。

 

美術の世界でも、今の現代美術のマーケットは、売るのも買うのもトップは中国。

ニューヨークが世界のアートシーンの中心であり続けたこの50年は早くも終わるんじゃないかという勢いで、中国のアートシーンは成長し続けている。

 

これからの中国は、科学技術と文化でも超大国になっていく。

 

これってつまり、隣にアメリカができるようなこと。

すごくね?

 

と、思った映画でした。

 

中国サゲをしたい気持ちもわからんでもないが、それってさあ、あれみたいな感じ。

中学校の時、クラスでもぜんぜん目立たず、どちらかといえばカッコ悪くてダサい少年を、クラスの中心グループはちょっと馬鹿にしながら見ていたけど、高校卒業後の進路で差がつき始め、就職して働き出したら圧倒的な差が見えてきて。

でも、中心にいたグループは昔の自分たちが忘れられずに、客観的な評価ができないような感じ。

 

それって危うい。

それって危ウィー!

宇宙行きたいー!!!