ヴィクトール・ショケの先見性はやばい。やばすぎる。
ヴィクトール・ショケについて知っていますか?
普通の公務員(税関職員)として、とってもふつうな人生を歩んでいました。
いわゆるお堅い公務員です。
ただ、ちょっとふつうでない趣味を持っていました。
それは印象派のアーティストの絵を集めること。そう聞くと
「なんや!ただの金持ちやんけ!」
「どうせ親が金持ちで不動産でもあったんやろ!税関だってどうせ天下りやろ!」
という声が聞こえてきますが、ぜんぜん違います。
ショケは、当時、めちゃくちゃに批判されていた印象派の絵を、かなり早い時期に「すばらしい!」と感じ、ふつうの公務員のお給料で、すこしづつ買っていたんです。
今の価値にすると1つ数万円程度の値段で。
新聞や評論家などが、ボロクソに批判しているアーティストの絵を、ふつうのお給料からすこしづつ買っていく。
もちろん、この絵がそのあと数億円の値段がついていくことはとっても有名です。
すごすぎる。
自分以外のほとんどの人が、つよく批判しているものを、いいね!って、言えますか?
そののち、ショケの先見性がすごすぎたということで、印象派の画家たちとともに、歴史に名前がきざまれています。